第737戦術戦闘機聯隊
737th TFW - Page2
さて1ページ目に引き続き、悪友が撮影した憧れのF-5シリーズです。この台東の志航空軍基地は、台湾F-5E/Fのメッカであり、アグレッサー部隊も存在していることから世界的にも有名で、オランダ人やイギリス人マニアも多く訪れる人気の空軍基地でもある。空戦技術を磨き上げる為、1980年代後半に日本の航空自衛隊にもなかった空戦演習装置「ACMI]を導入、アメリカのネリス空軍基地並みの空戦演習が可能であった。この装置は、現在国内の研究施設でバージョンアップを受けながら アメリカからの新規機材導入も並行して行われ、悪友がファインダーに収めた多くのF-5の翼端にも飛行中のデータを記録し同時に送信もする装置がついている。
 さて、このページでも私の友人が撮影した素晴らしい現地写真の数々をUPしますので、ご覧ください。彼は今回匿名を希望しているので・・・HNをつけておきました。現地でなんか悪い事でもしちゃった?・・
All Photos were taken by Mr.Ann-Zaing
Many Thanks Mr.Ann-Zaing
Wings
グレーの迷彩の濃淡が其々異なるF-5Fのマーキングである。編號「5378」号機は塗装が古く傷や汚れが目立つが、80年代から変わらない基本迷彩パターンを踏襲している。
台湾の飛行場の多くが日本統治時代に作られたインフラであるのだが、この台東空軍基地だけは1970年代に完成した新施設である。花蓮空軍基地と同じ険しい山と迫る海岸線の間に工夫して建設された基地であるが、中共空軍の攻撃に対し直接海峡に面して無い分、安全と言われてきた。しかし、今や某国が中距離弾道ミサイルを大量配備する時代となっては、それも余り利点ではなくなった。
編號「5352」のF-5F、機首に44thTFSのインシグニアが張られている。45thTFSのシールが張られた機体が見られないのは、今後張るのか又は今剥がしているのか判らないが、多分前者ではないだろうか。だとすればマニアには嬉しい事であるが、機体の管理組織を明確に分けれると言うの、過去の事例から見ても機体数に余裕がある証拠である。
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ロービジ化された機体の中でも、所属部隊の判別が着くようにインシグニアを小さく書き込んでいるF-5E/Fが存在していた。この編號「5274」は機首に44th TFSのインシグニアが入っている。こうしたちょっとしたアクセンスまたはサプライズがあるとマニアには堪らない。